95歳の母親 初めての「徘徊」体験
本日の明け方、まだ暗い 5時にドアチャイムが「ピンポン」
「お宅にお婆ちゃんは居られますか?」
⇒居ますよ 何かありましたか?
「たまたま、マンションの外に出たら、ゴミ置き場の前でお婆ちゃんがトイレに行きたいと立っていましたので、今、我が家でトイレに入っていただきました。名前をおっしゃらないのですが、たぶんお宅のお婆ちゃんだと思うのです…」
慌ててご自宅に伺うと、玄関で
「あら 大作だ! トイレに行ってきたよ」
⇒はいはい 家に帰ろう
42日前 10月29日 脳梗塞を発症
デイサービスで様子が変なので救急車で病院に搬送
口から泡を吹いて左手左足が動かない
CT検査で脳梗塞を起こしているとのこと
「どうしますか? 高齢なので危険性はありますが手術をしますか? それともこのままにしておきますか?」
⇒このままにしておくとどうなります?
「このままいきます」 (「逝きます」ではないようだ)
⇒手術をしてください‼
ということでカテーテルによる緊急手術
34日前 11月6日 リハビリ病院に転院
どこにも麻痺などの後遺症はなく、筋力が弱っているためリハビリ開始
夕方になると帰宅願望が出たり、夜間にトイレを探して彷徨することもあるようだ
3日前 12月6日(日) 退院
「やっぱり家がいいわ」
かわいがっていた孫娘がいないと気がつき、「麻由ちゃんはどこに行ったの?」
⇒結婚してもう家にはいない
「えっ! いつ結婚したの?」
⇒13年前に結婚して家を出ていきましたよ
2日前 12月7日(月)
久しぶりにデーサービスに行く
昨日 12月8日(火)
自宅での脳トレ/学習療法を再開する(DSの宿題分です)
45日ぶりの学習療法で前回より多少時間はかかるが、読みはBレベル、計算はCレベル。すうじ盤100を6分弱で置く。以前は3分台だった
そして今日の早朝
40日余の病院生活で、認知症が進んでいるが、毎日の学習療法である程度までは回復するのではないかと期待したいです。
外に出ての徘徊を防ぐために、ドアを2重ロックにする。玄関に柵を置いて動かしたら音が鳴るようにする。日中も一人にしないなどの対応をとります。
2年間の介護職経験がいよいよ活きてきますね
夫婦で頑張ります!
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